2009年06月30日

理想が現実につながった日。

一戸建てを諦めた結果、「メゾネット1LDK」は私にとっては叶わぬ夢となりましたが、よりリアルな理想の住まいは、やっぱり「1LDK」です。
何度か引越しをしてきた中でみつけた、自分にとって一番住み心地のよい間取りです。

つまり「活動する部屋」と「休む部屋」です。
自分の生活パターンを考えると、「活動する」ときにはだいたいいくつもの活動を同時に行うんですね。
パソコンしながらテレビみる、とか、音楽聴きながら洗濯の合間にお茶を飲みつつDMの処理をする、とか。
だから書斎とか、テレビルームとか、小部屋に分かれてしまうとかなり動きづらいのです。

いっそ広いワンルーム、というのもいいなと思っていた時期もありましたが、実際ワンルームに住んでみると、眠りをとる部屋に眠らない機器がいろいろあると安眠できないのです。
(PCのモデムヤルーター、自動録画しているDVD、冷蔵庫、など)
考えすぎでしょうけど就寝中も電磁波の中にいるみたいだし。
なので寝室だけは別にして。狭くてベッド置くだけぐらいの部屋で、あくまで眠ることだけに特化した部屋づくりにしたいなあと思うのです。

もう一つ、人から見ると理解できないかもしれませんが、貧乏性の自分は複数の部屋があるとそれぞれに冷暖房をかけるのがもったいなくて、夏や冬は可能な限り少ないスペースでのみ生活してしまうのです。
だからいっそ一つの部屋にして、確実に全スペースを利用したいという思いがあります。

さてそんな理想ばかりが広がり出来上がっていくなかで不動産探しを続けること数年。
ある日発見したのは、駅近タワーマンションの建設計画のホームページでした。
まず目に留まったのは「物件概要」ページの間取りについての説明です。
なかなか見つからない1LDK〜2LDKが多く用意されていたのです。
新築マンションのホームページはいくつかチェックしていましたが、1LDK〜2LDKなどという少人数向け間取りは最初からないか、あっても条件の悪い階層や向きにおまけのようにあるだけで、部屋の配置からして他の入居者に肩身の狭いような印象の物件ばかりでした。
それがこのタワマンでは1LDK〜2LDK物件が全体の半分を占めるほどであり、いかにも他のファミリー向けマンションとはコンセプトを異にしており、「これはもしかするといけるかもしれない・・」という気持ちがじわじわと沸いてきました。

またこのデベロッパーでは、以前から間取りや仕様のセレクトプランが多彩なことを売りにしており(実際は制約ばかりでしたが・・[E:despair])インテリアについても譲れない条件が既に固まっていた自分にはかなり魅力的に思えました。

なかでも特に惹き付けられたのが、「東南向きの2LDK」です。

当時、もう一つ、かなり譲れなかった条件が「東南向き」ということでした。
特に「寝室に朝日が入る」ことが絶対条件でした。
理由は単純で、朝日が入らないと目が覚めないからです。
もう一つはガーデニングが趣味なので、ベランダに日が当らないと、植物が育たないからです。
過去にかなり長い間北向きの部屋に住んでいたことがありましたが、当時は共有の洗濯干し場などあり、部屋自体に日差しが入らなくても支障はありませんでしたが、「仮住まい」でなく長く住むことを考えれば、やはり日光のまったく当らない部屋は避けたいという思いがありました。

また今の部屋が東南向きで、夏は西日が入らないので暑さもそれほど酷くなく、また冬は暖かく、かなり快適なこともあり、次にも同じ条件を求めていました。

ところがたいていの少人数向け物件は北向きや西向きばかりです。
中古マンションを購入して、好きな間取りにリフォームすることも検討しましたが、それにしても、ほとんどのファミリー向け物件は縦長な間取りで、リビングが南なら寝室は北にならざるを得ません。リフォーム前提で探しても満足できる物件は見つからずにいました。

そんななかで、この2LDKの間取りは全部屋が東南向きという好条件で、一部屋をLDKと一体化して1LDKにしたイメージが瞬時に思い浮かび、それはまったく自分の理想としていた部屋にぴったりでした。
また大規模タワマンですから、設備は充実しています。
「耐震」でなく「免震」構造であること、セキュリティの充実、ディスポーザーや二重サッシ、最低条件のペットOKや宅配ボックス、自走式駐車場、共有で利用できるゲストルーム、24時間ゴミ出しOKなどなど・・

もちろんここでいきなり購入を決断したわけではありませんでしたが、数日そのサイトを眺め続けても、購入を検討するのにマイナスの要素は思い浮かばず、ここでなんのアクションも起こさなければきっと一生何もしないで終わるかも、という気分になり、とうとう生まれて初めての「資料請求」メールを送信したのでした。

posted by さば at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | マンション購入の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

理想と現実の狭間で。

昔からおうち大好き人間でしたので、うっすらとですが将来こーゆー家に住みたいなあ〜という理想はありました。
それは「一階にキッチンや水まわりと吹き抜けのリビング、二階に寝室(とゲストルーム)」という、こじんまりとした家です。あと螺旋階段があったら完璧です。
ちょっとリッチなメゾネット型マンションにはわりとある造りではないかと思いますし、一戸建てでもできない家ではないとは思います。
ただこんなメゾネットマンションが地方都市で建つことはほぼないだろうと、かなり初期段階でそれは諦めました。一戸建てについては、引越を検討しはじめた頃に、中古の一戸建てをリフォームか、土地を買って新築、ということはかなり本気で検討しました。
ただ考えれば考えるほど、一戸建ては自分には合わないという気持ちが強くなるばかりでした。
以下検討事項です。

1)防犯
マンションの高層階だって100%安全とはもちろんいえませんが、やはり地上の高さでひとり暮らしするのはあまりに無防備すぎて気が抜けません。学生時代は平屋の下宿に住んでましたが、のぞきはでるわ(網戸にへばりついてのぞかれてた)、家宅侵入はあるわ(これは下宿の向かいの部屋でしたが)、よく無事に生き延びたというくらい危険な生活でした。セキュリティを付ければといわれても、単独で付けるコストを考えればセキュリティ付きのマンションの方がやはりお得でしょうし、はなから窓もおちおち開けられない生活をするよりは、少しでも安全度が高く安心感が得られるところに住みたいです。

2)維持管理
体力のあるうちはいいでしょうが、一戸建ての維持管理を一人でするのは特に歳を取ってからは大変だと思います。管理費を払っても、共有部分の清掃や管理を委託できるのはひとり暮らしにはありがたいと思います。

3)町内会等のお付き合い
もちろんマンションにも管理組合があるわけですが、確実にファミリー層の多い町内会のお付き合いのなかで回ってくる当番などをこなすのは、ワークライフバランスの崩れまくっている自分には不可能です。

4)地理的優位
総合的に考えて、同じ資金を出すのであれば、地理的には圧倒的にマンションの方が利便性の高い場所に住めるわけです。街から遠くても一戸建てがよい、というのであれば、またむしろ風光明媚な場所に住みたい、ということであれば一戸建てがいいのでしょうが、自分には通勤や買い物に便利な場所に住むことの方が重要だったようです。

5)土地という無用の財産
不動産購入というと必ず出てくる「資産価値」ですが、これはひとり暮らしの人間にとっては、売却する可能性がある場合にのみ重要な概念ではないでしょうか。
これもいろいろなサイトなど見てますと、資産価値の残らないマンションを買うやつはバカだ、価値の減らない土地付きにしろ、という意見は結構あります。

でもこれどうなんですかね。

ものすごく単純にいって、現金を1000万持ってても税負担はありませんが、1000万の土地を持ってたら、毎年10万円の固定資産税を払わないといけないんですよ。現金なら利息にかかる源泉所得税を払うだけですが。
(固定資産税評価額は一般に時価の7割程度ですから1000万で買える土地は固定資産税も10万程度になる計算です)

建物だって年々評価額は下がるにせよ、資産価値が高いってことは固定資産税だって高くなるんです。売却を現実的な将来計画に入れないなら、資産価値なんてあんまり考えなくてもいいんじゃないかと思うんですけどね。

財産残す家族がいる人はともかく、葬式代だけ残して死にたい生涯マネープランからすれば、土地はむしろ無用の財産と思えます。

 あと一戸建てなら「リバースモーゲージ(土地を担保に市町村が老後の生活費を貸してくれる制度)」が利用できるというのがメリット、というのもいわれますね。
 確かにマンションの取得価額にも共有部分の土地の価額が含まれていて、土地の固定資産税も払わされるにも関わらず、「リバースモーゲージ」は使えないというデメリットはあります。(たいていの市町村は一戸建て限定です)
 でもそれを目当てにマンションをやめて一戸建てにする、というなら、その分最初から現金で貯蓄しておいた方がずっと効率的でいいと思うのです。土地の価値の分全部貸してもらえるわけではないのですし。

などと様々な点を勘案した結果、自分には一戸建ては向かない、という結論に達したのでした。
posted by さば at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | マンション購入の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

バーチャルと現実の狭間で

何年も不動産探しをしていたのは事実ですが、実際に問い合わせたり、モデルルームを見に行ったりしたことは一度もありませんでした。
全てネット検索、せいぜいが不動産屋の表に張り出してある物件を眺める程度です。
なので契約したマンションが、初めて行動を起こした物件であり、初めてのモデルルーム見学であり、初めての物件購入となったわけです。
見ようによっては突発的な行動なんでしょうかね。
とはいえ自分の中では、かなりな熟慮の上の決断となっております。
何年にも渡るバーチャルお部屋探し、バーチャルモデルルーム見学、バーチャルローンシュミレーション(?)の果ての一撃リアルマンション購入です。

日々の日課となってしまった物件検索の中で、希望の最低条件(ひとり暮らしにやや広、宅配ボックス、ペットOK)に該当する物件がごくまれ(年に2,3回)にヒットすることはありましたが、それも条件を広げると(日照や通勤距離、階数など)何かと不満がみつかり、結局見に行くまでには至りませんでした。
「全て希望通りの物件はない」とはよく言われることですが、狭い・ペット不可以外は今の住まいが気に入っていたため、あせって引っ越す気にはならなかったのです。

また「賃貸のメリットは気軽に住まいを変えられること」ともよく聞きますが、実際引越しは大イベントで大ストレスです。少なくとも自分にはそうです。環境の変化でやむを得ず、過去5回(いや職場の引越しも入れると6回か)ほど引越しをしていますが、毎回心底疲弊して、もう勘弁してほしいと思います。

なのでとにかく満足して長く住める物件を、という気持ちで探していたのですが、前回も書いたとおり、自分の条件には、宅配ボックスがポイントなのだと思いますが、新築ないし築浅のマンションが比較的に該当するのですね。
それで物件検索自体は賃貸・購入を問わず続けながら、購入の場合のノウハウも見に付けようと、マンションや戸建ての購入に関わる情報もネットで調べたりするようになりました。
いまさらですがネットは本当に便利ですね。業界のプロの方、実際購入した方などの話をこれだけ聞ける世界が他にあるでしょうか。(もちろん情報の取捨選択は必要ですけども)

しかし「選択の方法」という情報は得られても、肝心の「選択の対象」はまったく見つかりません。

一番ネックなのは「ひとり暮らしにやや広」という条件だったのでしょう。
都心や都心近郊であればそんな物件も多いのでしょうが、私の住んでいるところは地方都市です。住まいを買うのはファミリーが当然という考え方です。マンションであれ一戸建てであれ、そもそも広い1R〜2LDKという物件自体少ないのです。

であれば、中古を買って自分好みにリフォームという手もあると、思い立ち、中古の検討も始めました。バーチャル物件探しの過程で、かなり心の動いた中古マンションが3件、戸建てが2件あったのですが、これも結局見学さえしないで終わってしまいました。細かい条件が合わなかったことと、生涯型家計簿で試算した結果の結論でした。

そしてもう自分の住みたいような物件は出てこないかもと思い、というよりもいろいろ考えすぎて自分の住みたい家がどんなものかも分からなくなってしまったころ、あるマンションのホームページが立ち上げられました。
それから購入契約まで1ヶ月。実働3日。バーチャル3年にリアルが3日ですね。
こういうのは考えが浅いというのでしょうか、深いというのでしょうか。どうなんでしょうね。
posted by さば at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | マンション購入の理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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